ウクライナ

という国を意識したことは一度もなかった私でした。しかし、東ヨーロッパの文化を見て、とても新鮮でキラキラしてワクワクしたのを今でも覚えています。こんな遠い知らない国に私の好きなファッションがあるんだなぁ。日本にはないデザインの力強さ、美しいディテールや価値観の相違が魅力的で触れてみたいと感じたのです。そしてまずは自分のものを！っと購入、着用。あらゆる角度から共に過ごしました。

それからいつかこのブランドを取り扱ってみたい！と思いが沸き上がったのです。

ひょんなことから連絡をとれることに…

いよいよ取引開始♡たのしみ♡と浮き足だった矢先

まさかウクライナが戦地になるなんて予想を遥かに越える壁がはばかりました。第一便の注文確定翌日に、戦争開始宣言発表のニュースを見て呆然となり、取引先の人々の安否が不安でたまらなかったです。混乱のなか連絡はとれるものの、いつになるかは言えないということで、もう商品は届かない覚悟でいました。

クセニアシュナイダー

まぼろしになるのか…そう思っていました。

半年後、ようやく私の元に届いた商品たちは戦地からの贈り物のようでより愛おしく大切に今も感じています。

今日はここまでにしますね。次回は二便の小話です。